計測値の欠測が補完されず、月次の使用量が実態より小さく集計される
通信断や収集周期のずれで欠測した計測値が補完されないまま月次集計へ流れ、使用量が実態より小さく計上されてしまいます。
見える化から自動制御・デマンド制御まで、検証範囲の線引きからご相談いただけます。第三者の視点でテストを設計し、稟議や監査に使える証跡としてお渡しします。
支援実績5,000件以上













BEMSの更改・改修で見落とされやすい不具合は、画面表示や集計値に小さな差異として現れ、月次集計やテナント請求の段階で表面化します。ここでは、計測・集計・制御の各層で起きる代表的な不具合を整理します。
通信断や収集周期のずれで欠測した計測値が補完されないまま月次集計へ流れ、使用量が実態より小さく計上されてしまいます。
テナント別按分の計算順序や端数処理の規則が改修前後で異なると、同じ使用量でも請求額の根拠に差異が生じ、テナントへの説明が立たなくなります。
デマンド判定のタイミングが設定より遅れると、抑制制御が発動しないまま契約電力の超過を検知できず、基本料金の増加につながるおそれがあります。
抑制の優先順位が設定どおりに働かないと、優先度の高い設備から先に止まり、室内の温湿度が許容範囲を外れてテナントの業務環境に影響します。
改修で計測点とテナント区分の対応づけがずれると、別区分の使用量として画面に表示され、日次確認では気づけないまま月次の請求差異として表面化します。
残存した不具合は、テナントへの請求、障害対応の費用、省エネ投資の報告という稼働後の業務へ影響します。表面化した場合に起きる問題を整理します。
動的テストの前に、設計書どうしの突き合わせで除ける不整合があります。計測点・集計・制御の各定義が書面上で食い違っていないかを、レビューで確認します。
計測点定義書に記載された計測対象と、配電盤・テナント別使用量の対応表を項目ごとに突き合わせます。対応づけが欠けた計測点は、改修後の画面に値が出ない状態でリリースへ進みます。
テナント別使用量の按分規則と、集計処理のDB設計書を照合します。計算順序や端数処理の規則は建物ごとの取り決めに依存するため、設計書への反映を確認しないと月次集計で不整合が表面化します。
デマンド制御の閾値と抑制の優先順位を定めた設定書と、運用部門の運用方針を照合します。どの設備から抑制するかは個別に定義されるため、書面上の一致を確認しないと誤動作の原因調査が難しくなります。
上位システムへのAPI定義やファイル仕様と、画面・帳票のレイアウト定義を照合します。項目定義と画面表示に不整合があると、現場と開発で要望が別の形で出る原因になるため、書面の段階で解消します。
欠測時の再送や締め時刻の運用手順書と、テスト項目書の網羅範囲を照合します。収集周期や締め時刻は構成ごとに異なるため、手順書に沿わない項目書は異常系の未確認範囲を残したまま判断材料になります。
BEMSの更改では計測点と制御ロジックの対応づけが検証範囲の基盤になります。どこまで確かめるかを数値で示せる状態にします。
テナント別使用量の按分・集計は計算順序と端数処理が建物ごとの取り決めに依存します。境界値と同値分割で按分の端数や締め時刻前後の計上を検証し、月次集計で差異が出ないことを確認します。
設備機器とBEMS間の通信方式と上位システムへの連携方式は構成ごとに異なります。接続試験で計測値の受け渡しと欠測時の挙動を検証し、計測側と制御側で値が一致することを確認します。
配電盤別の電力監視からデマンド制御、テナント別帳票の出力までを業務の流れで通します。日次確認と月次集計のシナリオで検証し、画面表示と帳票の値が手順どおりに一致することを確認します。
計測値の欠測や再送、デマンド閾値の超過は実機の条件がそろわないと起きません。(意図的に)発生させて検証し、改修で表示・帳票が崩れていないかを回帰テストで確認します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
BEMSは見える化・自動制御・デマンド制御といったサブシステムごとに検証の進め方が異なります。GENZはテスト設計から報告書の作成まで、ご担当者様の体制に合わせた関与で伴走します。
見える化・自動制御・デマンド制御の各サブシステムについて、計測点と業務フローからテスト項目書を起こします。
どこまでを検証範囲に含めるかを優先順位つきで線引きします。個別に定義されるデマンド制御の閾値や按分の計算順序も範囲決めの材料にします。
PM兼務や発注側配置といった現状の体制を崩さず、不足する工程だけを埋める関与ができます。
テスト結果と残存リスクを報告書・不具合票・テスト項目書の形でお渡しします。稟議と監査対応の双方で使える証跡として管理します。
BEMS更改の工程に合わせ、ヒアリングから報告書の納品まで段階的に支援します。
計測点の構成と運用手順を聞き取り、検証が必要な範囲を整理します。
制御と見える化の検証範囲を分けて設計し、必要工数を見積もります。
テストを実施し、不具合票と消化状況を共有しながら進めます。
結果を報告書と不具合票にまとめて納品し、内容を確認します。
検証範囲の整理からご相談いただけます
BEMSの検証範囲の線引き、優先順位の決め方、必要工数の考え方、関連テストの要否を、ご相談の時点から整理してお渡しします。稟議に使える形で検討を進められます。