登録番号や税率ごとの区分を欠いた請求書が出力される
登録番号や税率ごとの区分は適格請求書の必須項目です。様式と印字が別に保守され、変更が反映されないと記載欄が空白で発行されます。
請求書が取引先ごとの取引条件と適格請求書の記載要件を満たすかは、正常終了だけでは分かりません。締めから交付、保存までを通して検証します。
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請求管理システムの不具合は、処理の失敗としては現れにくいものです。締め処理は正常に終わっても、項目が欠け、税額が合わず、別の会社へ届き、誤りは帳票や保存データにだけ現れます。
登録番号や税率ごとの区分は適格請求書の必須項目です。様式と印字が別に保守され、変更が反映されないと記載欄が空白で発行されます。
端数処理は一の適格請求書につき税率ごとに1回と定められています。明細行ごとの丸めが残ると、誤った税額の請求書が大量に出ます。
送付先の登録に誤りがあると、金額が正しくても別の会社へ届きます。登録どおりに送付されてエラーにはならないため、気づけません。
締めをやり直すことは運用上起こります。確定済みの請求との対応が崩れると、同じ取引の請求書が2通とも交付されてしまいます。
保存と検索は別に実装されることが多くあります。取引年月日や取引先で検索できないと、目的の1通は、全件を目で確認して探すしかありません。
不具合は請求書の発行が止まらない限り目立たず、誤りは取引先へ流れます。社内だけでなく取引先への確認が必要になり、対応にかかる時間が膨らみます。
静的テストは、実行前に設計書や設定値、帳票様式を読み合わせ、業務要件とのずれを照合するために行います。確定した業務要件と制度上の要件を基準に、請求書の誤りに直結する5観点で照合します。
見るのは、取引先ごとの様式に適格請求書の記載事項が欠けていないかどうかです。指定のレイアウトを優先すると記載欄が落ち、事項を欠いた請求書が発行されます。システム上の処理に現れないため、読み合わせで摘出します。
税率ごとの税額の算出方法と丸めの設定を照合します。端数処理の方法は任意でも、回数は一の適格請求書につき税率ごとに1回のため、区別せずに読むと明細ごとの丸めを見逃します。
ずれが出るのは、請求締めの範囲と取引先ごとの請求サイクルが食い違う締め日です。月末締めを前提にした設計のままだと、20日締めの取引先では期の途中の取引が抜け落ちます。締め日ごとに読み分けます。
請求書の交付は、方式ごとの連携仕様と保存要件を照合します。正常終了と到達は別なので、到達確認の定義がなければ未達を検知できません。データが保存要件を満たして残るかも点検します。
照合の対象には、再発行と修正交付の区別だけでなく、対応関係の管理も含めます。同じ処理で出すと区別のつかない請求書が重なり、二重計上を招きます。どの請求書を修正したか記録に残るかも点検します。
請求サイクルは取引先ごとに異なり、全件目視は追いつきません。確かめる範囲はテストケースと合否基準へ具体化します。
過去の請求実績を入力し、現行の出力と記載内容が一致するかを比べます。現行の誤りは一致のまま持ち越されるため、適格請求書の記載事項の欠落は別の工程で検証します。
税率の混在する請求書で端数が出る組合せを境界値分析で洗い出し、端数処理が一の適格請求書につき税率ごとに1回となり、丸め方が計算と帳票で一貫するかを確かめます。
締め日、都度と合計の請求別、書面と電子の交付方式を同値分割で組分けし、請求パターンの母数を先に数えます。各組の代表値で請求書を作成できることを確かめます。
単価マスタの改定日や税区分の変更を反映した取引を入力します。影響を受けないはずの既存の請求は、改訂前と同じ請求結果になるかを回帰テストで確かめます。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
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独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZは支援実績5,000件以上の第三者検証の専門会社です。請求ルールを定める部門と実装するベンダー、SIerの間に立ち、取引条件と制度要件の2つの正しさを設計から実行、報告まで担います。
修正が締め処理に間に合わないと、誤った請求書を交付するおそれがあります。締め日の早い取引先や税率が混在する請求から確認します。
現行の請求書との一致と記載要件は別観点です。現行を基準にする現新比較はその誤りを検出できず、記載事項は交付前に検証します。
人日単位でテストの範囲をお選びいただけます。テスト設計のみ、実行支援、受け入れテストの補助など、体制の不足部分へ参画します。
交付前に記載事項の確認結果と税率ごとの端数処理の検証結果をテストサマリレポートにまとめます。未確認の範囲と残存リスクを分けて添えます。
請求業務の運用と改修の予定、確認したい請求パターンを伺い、合意した範囲と優先順位でテストを進めます。
請求業務の運用と改修の予定、様式や税区分の見直し範囲を確認します。
請求書の誤りが取引へ及ぶ影響から優先順位を付け、範囲と工数を整理します。
合意したケースを実行し、判断待ちの事項と重い不具合を随時共有します。
結果、証跡、未確認の範囲、残るリスクを納品し、再確認の範囲を整理します。
請求の誤りが出やすい箇所の見取り図
業務フローと請求条件、帳票様式をご共有ください。工程ごとの確認する範囲と優先順位、必要工数を整理してお返しし、設計書レビューや機能テストの要否もご相談いただけます。必要事項を入力の上、お問い合わせください。内容を確認させていただいた上、担当者よりご連絡いたします。*がついている項目は必須項目です。