対応表に載らない科目や部門の金額が管理会計側のどこにも現れない
財務会計の科目や部門を管理会計用へ対応づける対応表に登録されないまま取り込みを続けると、その金額は管理会計側での行き先を持ちません。総額は財務会計と一致するため、照合でも検出できません。
管理会計システムで、確定値を科目と部門の体系へ組み替え、多段の配賦で積み上げた部門別損益が自社のルールどおりかを確かめます。
支援実績5,000件以上













誤りは、実績値の取り込みから配賦、集計へと至る処理の各段に潜んでいます。計算は正常に終わり、総額の照合を重ねても内訳のずれは見つからないまま、誤った数値がそのまま部門別損益に載ります。
財務会計の科目や部門を管理会計用へ対応づける対応表に登録されないまま取り込みを続けると、その金額は管理会計側での行き先を持ちません。総額は財務会計と一致するため、照合でも検出できません。
基準値は財務データの締めとは別のサイクルで保守されます。実態が変わっても古い比率のまま配分され、エラーとして検知されません。
前の段を計算し直しても後へ反映されないと、修正前の金額で配分されます。各段は正常に終わるため、内訳のずれは画面に現れません。
四半期や半期を通して積み上げると、付け替えの有無で同じ部門の値が変わります。どちらの積み方で出したかは結果に示されません。
締め前後で再計算すると、同じ期の帳票に時点の異なる値が混在します。差異が時点の違いか計算の誤りかを切り分けられません。
不具合は月次の総額確認では見えず、部門別損益の内訳に残ります。影響は三つに分かれ、いずれも内訳を確かめない限り気づけません。
システムを動かさず設計書や仕様書を読み、部門別損益の金額を決める処理の定義を確認する工程です。五つの項目すべてを、企業様の管理会計ルールと社外に公開された基準へ照合します。
財務会計の科目と部門を管理会計用へ対応づける定義と、適用を始める月を確認します。境界が曖昧だと、同じ月の実績を新旧両方で組み替え、費用が二つの部門へ二重に計上されます。
費用と基準の対応、按分する範囲、端数の処理を確認します。取決めが抜けていると、部門別の金額を足し上げても総額と合いません。
順序を一段入れ替えるだけで部門への配分の内訳は変わりますが、企業全体の総額は変わりません。総額が合っていても誤りを見抜けず、設計書の記述への照合だけが残ります。
集計軸とは、部門別損益をどの部門体系・階層で積み上げるかという集計の切り口です。参照する階層が古い版のままだと、改編後の実績を廃止済みの部門へ積み上げます。新しい組織での損益が出なくなります。積み上げのずれは社内の分析に収まらないおそれがあります。
速報値から確定値へいつ切り替えて正とするか、修正仕訳をどこまでやり直すかが曖昧だと、範囲がその場の判断で変わります。同じ月の部門別損益が時期によって違う数値で出てきます。
条件を掛け合わせた全組合せの網羅は前提にしません。社内ルールから期待値を作り、実行回数の配分を決めます。
前半は正常終了と未処理の部門がないことを確認します。後半は計算結果がルールどおり各部門へ配分されているかを検証します。完了をもって合格とは扱いません。
ひとつは、テスト対象のシステムと同じ入力データを、配賦定義から独立した手順で計算して照合する方法です。もうひとつは、移行前後のシステムに検証用に用意した同じデータを入れ、部門別損益の差異を1件ずつ追う方法です。
配賦基準の種別、按分の範囲、集計軸の版を掛け合わせると総数は膨れます。同じ配賦の経路を通る組合せはまとめ、段をまたぐ組合せは残します。網羅できない分は確認する範囲の宣言に替えます。
取り込んだ検証用データ、適用した配賦基準の版、段ごとの配分結果を1組で、条件と期待結果、実際の結果に対応づけて記録します。実行できなかった配賦と集計軸の組合せも、理由を添えて残します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZは製品・開発のベンダーと役割を分け、発注側の第三者として管理会計システムの検証を担います。支援実績は5,000件以上です。管理会計システムの標準機能ではなく、企業様が設定した組替と配賦の定義を確かめます。
テスト設計は、システムの機能一覧からでなく、企業様のルールから起こします。科目と部門の組替や配賦基準、多段の配賦順序を一覧に整理します。
20年の第三者検証の経験を踏まえ、総額の一致にとどまらず、各段の計算結果を期待値と突き合わせます。
支援の範囲は部門間の分担に合わせ、必要な部分だけご依頼いただけます。従業員は272名で、JSTQB認定エンジニアが在籍します。
部門別損益は、検算を実施した範囲と未実施の組合せを対にして、配賦の段ごとに報告書へ記します。記録はISO 27001認証の管理体制で保管します。
管理会計の運用と改修の予定、確認したい範囲を伺い、合意した優先順位でテストを進めます。
管理会計の運用と改修の予定、配賦と集計の見直し範囲と困りごとを確認します。
組替や配賦の誤りが経営判断へ及ぶ影響から優先順位と範囲、工数を整理します。
合意したケースを実行し、判断待ちの事項と重い不具合を随時共有します。
結果、証跡、未確認の範囲、残るリスクを納品し、再確認の範囲を整理します。
管理会計システムの検証優先順位の判断材料
実績値の取り込みから配賦計算、部門別損益の集計までの流れを、ご担当者様と一緒に整理します。優先順位と工数の考え方をお持ち帰りいただき、上程資料としてご活用いただけます。必要事項を入力の上、お問い合わせください。内容を確認させていただいた上、担当者よりご連絡いたします。*がついている項目は必須項目です。