GENZ, Inc.

ソーシャルゲーム開発・運営向け ソーシャルゲームのソフトウェアテスト

イベントと大型アップデートの配信が続くほど、毎回確認する範囲が積み上がります。運営カレンダーを起点に確認範囲を組み直します。

支援事例

支援実績5,000件以上

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この記事はソフトウェアテストの専門家が監修しています

監修枡井 愼治株式会社GENZ 代表取締役

GENZは創業以来、5,000件以上のソフトウェアテスト・第三者検証を手がけてきたプロフェッショナルです。品質に関する課題やお悩みに、真摯に寄り添います。

代表取締役 枡井 愼治 株式会社GENZ 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-11 ヒューリック御茶ノ水ビル3F TEL:03-5244-4711
01 ISSUES

ソーシャルゲームでよくある不具合

ソーシャルゲームの不具合は、イベント開始直後に集まるアクセス、ガチャの提供割合と抽選設定、報酬の付与判定、アップデートによる既存機能への波及という、配信のたびに繰り返す領域に集中して現れます。

イベント開始直後にアクセスが集中し接続できなくなる

開始時刻にログインとガチャが集中すると、計画した同時接続の範囲を超え、待ち時間やタイムアウトが連鎖します。参加できないままイベントが進みます。

アクセス集中

ガチャの提供確率の表示と実際の排出設定が一致しない

告知用の提供割合の表示と、抽選テーブルの設定が別々に管理されたまま更新されると、案内した確率と実際の排出が一致しません。

ガチャ設定

イベント報酬が条件を満たしても付与されない・二重に付与される

達成判定と付与処理、再送処理の間に隙間があると、条件を満たしたプレイヤーへ報酬が届かない、あるいは同じ報酬が二重に入るという結果になります。

報酬付与

アップデート後に既存のイベントや機能が動かなくなる

アップデートは開催中のイベントが参照するマスタや報酬集計のバッチへ波及します。テスト範囲を適切に判断・実施しないまま配信すると、開催の途中で報酬の付与が止まります。

回帰テスト不足

開催期間や切替時刻の設定を誤り予定と違う内容を配信する

開催期間、切替時刻、配信対象の設定はイベントごとに変わります。値の誤りは配信直前まで表に出にくく、予定と異なる内容がそのまま公開されます。

開催設定
02 RISK

残存した不具合により生じる問題

イベント中の障害は、復旧対応だけでは終わりません。緊急メンテナンスとユーザーへの補填の対応、ユーザーコミュニティでの評判、売上計画の三方へ影響が広がります。

倉庫のバックヤードで担当者が在庫回収や棚卸差異の対応に追われている実写画像。
03 REVIEW

静的テスト(レビュー)でおさえるべき観点

配信前に使える時間は限られます。GENZはイベント仕様書、報酬とガチャの設定値、性能要件の記述を、公開されているルールや過去の障害と突き合わせ、機能テストの実施前に、資料と設定の側から確かめる観点を5つに整理します。

報酬条件・開催設定の不一致を防ぐ

イベント仕様書と報酬条件・開催設定の突き合わせ

イベント仕様書の報酬条件、開催期間、対象範囲と、実際の設定値を一件ずつ突き合わせます。仕様書に記載のない設定や、前回から引き継がれたままの値は、確認事項として企画側へ差し戻します。

確認する資料
  • イベント仕様書
  • 報酬条件表
  • 開催設定一覧
提供割合の表示と抽選設定の不一致を防ぐ

ガチャの提供割合表示とJOGAガイドラインの要件の照合

日本オンラインゲーム協会が会員企業向けに公開するガイドラインは、提供割合の表示について要件を定めています。ゲーム内の表示、告知ページ、抽選設定が一致するかを照合し、不一致を洗い出します。

確認する資料
  • ガチャ提供割合表示
  • 抽選テーブル
  • JOGAガイドライン
同時接続・応答時間の要件漏れを防ぐ

イベント時の想定同時接続と性能要件の設計の確認

イベント開始直後のアクセス集中を前提に、想定する同時接続数と応答時間の目標が要件として定義されているかを確認します。定義がない場合は、過去の実績から要件として決めるべき項目を提示します。

確認する資料
  • 性能要件定義書
  • 同時接続・応答時間目標
改修による開催中イベントへの波及を防ぐ

大型アップデートの改修範囲と既存機能への影響の洗い出し

改修する画面と処理の一覧を、開催中イベントが参照する共通マスタ、報酬付与のバッチ、課金の経路へ突き合わせます。共通マスタの改修は開催中に戻せないため、配信前に確かめる対象を先に切り出します。

確認する資料
  • 改修一覧
  • 共通マスタ
  • 報酬付与バッチ仕様
補填・告知・切り戻し手順の属人化を防ぐ

補填・お知らせ運用を含む異常時の手順設計の確認

障害が起きた場合の切り戻し、ユーザーへの補填の判断基準、お知らせの掲出手順が運用手順として用意されているかを確認します。担当者の経験に依存している箇所は、運用手順に書き出す対象として指摘します。

確認する資料
  • 障害対応手順書
  • 補填基準
  • お知らせ運用手順
04 TEST DESIGN

動的テストの設計・実行のポイント

ストア審査は当日中に終わるとは限らず、配信前に使える時間は限られます。そのため外す確認項目を決め、残す項目を合否基準つきのテストケースにします。

STEP 01 イベント開始日とストア審査期間から検証日程を逆算するイベント日程から検証の締切を逆算
どう確かめるか

イベント開始日とストア審査期間から検証日程を逆算する

イベントの開始日とストアの審査期間から締切をさかのぼり、どの日までに何を終えるかを決めます。運営の予定を動かさずに実行できる日程へ収めることが前提です。

  • 01イベント開始日・メンテナンス枠・審査期間を並べる
  • 02各検証の完了期限と必要な環境を割り当てる
  • 03運営カレンダーに沿った実施順序を確定する
OUTPUTイベント検証日程表
STEP 02 毎回の更新で確認する回帰テスト範囲を売上への影響で絞り込む売上影響から毎回の回帰テスト範囲を決定
どう確かめるか

毎回の更新で確認する回帰テスト範囲を売上への影響で絞り込む

すべての機能を毎回確認することはできません。進行、報酬の付与、課金にかかわる処理から順に回帰テストの対象へ入れ、影響の小さい範囲は間隔を空けて確かめます。

  • 01進行・報酬・課金に対する改修影響を洗い出す
  • 02売上とユーザー影響で確認項目に優先度を付ける
  • 03毎回・定期・大型更新時の回帰範囲を分ける
OUTPUT回帰テスト範囲表
STEP 03 JSTQBの性能テストシラバスに沿って負荷の観点を設計するイベント特性に合わせて負荷を設計
どう確かめるか

JSTQBの性能テストシラバスに沿って負荷の観点を設計する

公開されている性能テストの体系は、負荷テスト、ストレステスト、スパイクテスト、耐久テストなどを区別します。開始時刻に集中する短期イベントはスパイク、数週間の常設は耐久を選びます。

  • 01イベントの同時接続と応答時間の目標を定義する
  • 02負荷・スパイク・耐久テストの対象と条件を選ぶ
  • 03性能テストの期待結果と終了基準を定義する
OUTPUT性能テスト計画・項目書
STEP 04 ガチャ・報酬の設定と表示・挙動を検証環境で確かめるガチャ・報酬を検証環境で照合
どう確かめるか

ガチャ・報酬の設定と表示・挙動を検証環境で確かめる

配信前の環境で抽選の設定と報酬の付与を実際に動かし、告知した提供割合の表示と結果が一致するかを確かめます。実施した条件と結果は、開催の可否を判断できる形で残します。

  • 01抽選設定・提供割合表示・報酬条件を次回配信バージョンの設定で揃える
  • 02検証環境でガチャと報酬付与を実行する
  • 03開催判断とユーザーへの補填の判断に使える証跡へまとめる
OUTPUT開催判断用テスト結果記録
05 RATIONALE

私たちGENZが、このようなソフトウェアテストを代行します

固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。

OUTSOURCING RATIONALE THIRD-PARTY VERIFICATION

必要な時に必要な分だけ

人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。

独立した視点で品質を底上げ

独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。

専門ノウハウを即戦力で

JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。

オフィスで担当者同士がノートPCを前に、在庫管理システムのテスト観点を相談しながら整理している風景。第三者視点のテスト支援を想起させる実写写真。

専門知識を持ったテストエンジニアが、第三者の視点でテストするメリット

  • 開発側の思い込みや先入観に影響されず、仕様の抜け漏れを検出できる
  • テスト技法にもとづく境界値・異常系の網羅で、見逃しを減らせる
  • 開発チームがテスト工数から解放され、開発に専念できる
06 SERVICE

5,000件以上の実績に裏付けられた伴走型支援

開発ベンダーは自社の改修範囲を、社内の品質保証(QA)チームはゲーム全体の品質を見ます。改修の影響が開催中のイベントへ及ぶ領域はこの中間で抜けやすく、GENZはここを引き受けて計画の立案から報告までを担います。

SVC 01

運営カレンダー起点の検証計画

年間・月間の配信予定を先に置き、メンテナンス枠とストア審査から各回の締切を決めます。予定が動いても動かせない締切から組み直します。

在庫のリスク要因を並べ、優先順位を高低で示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 02

機能面と負荷・性能を一体で確認

機能面と負荷・性能を別の外注先へ分けると、開始直後の不具合が欠陥か劣化かの切り分けで往復します。同じ計画で両方を持ち一度で判別します。

仕様変更に応じて回帰テストの対象範囲が更新される様子を示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 03

ガチャ・イベント検証の観点づくり

提供割合の表示、報酬の条件、開催の設定という運営型ゲーム固有の確認項目を、公開されているルールに照らして整理します。

第三者の視点で計画・設計・実施・報告が一貫してつながる流れを示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 04

ユーザーへの補填の判断にも使える証跡と報告

実施条件と結果を、対象イベント・開催期間・抽選テーブルの版ごとに一覧へ残します。ユーザーへの補填の対象はここで切り出し、未確認の範囲と残存リスクも並べます。

機能テストと関連テスト(性能・セキュリティ等)を並べて区分した赤白紙カード基調の無文字図解。
07 FLOW

ご相談から納品までの流れ

対象範囲と判断基準を先に合わせ、進捗と残るリスクを共有しながら進めます。

ヒアリングで対象範囲を具体化する

対象システム、拠点、扱うデータ、連携先、業務フロー、リリース時期を確認し、未検証領域を可視化します。

テスト計画と優先順位を合意形成

事故影響、変更量、利用頻度、代替手段の有無から優先順位を定め、必要な工数と計画を具体化します。

テスト実施と進捗・課題を毎回共有

実施状況、発見事項、阻害要因、追加確認が必要な仕様を共有し、終盤のまとめ出しを避けます。

報告書納品と再テスト支援まで実施

テスト完了レポートに結果、証跡、未実施範囲、残留リスクを整理し、修正後の再テスト条件まで引き継ぎます。

5,000件以上の対応実績

ソーシャルゲームのテスト範囲と優先順位をGENZに相談する

無料相談では、確認すべきイベントと機能の範囲、優先順位、必要工数の考え方、負荷・脆弱性診断の要否を整理してお返しします。機能テスト・非機能テストも設計書レビューも対象です。