取り込みで落ちた原稿が業務から丸ごと抜ける
取り込みの経路ごとに受け入れる形式と解像度と向きが違います。条件に合わない原稿は取り込みで外れて以降の工程に現れず、落ちたことを検知できません。
AI-OCRの誤読は画面のエラーにならず、後続の処理や承認の段で食い違いとして現れます。GENZは自社の帳票を対象に工程ごとに期待結果を定め、判定します。
支援実績5,000件以上













AI-OCRが原稿を取り込み、読み取り定義に沿って値を取り出し、振り分け、確定させ、後続システムへ引き渡すまでの経路で不具合が起こりえます。いずれも画面にエラーとして表示されず、後になって違う形で現れます。
取り込みの経路ごとに受け入れる形式と解像度と向きが違います。条件に合わない原稿は取り込みで外れて以降の工程に現れず、落ちたことを検知できません。
手書きの文字、かすれ、傾き、複写の重なりは届く原稿の側の条件であり、自社では選べません。読み取りの誤りは画面に出ないまま別の値で確定します。
様式の判別を誤ると別の読み取り定義が当たります。位置の対応がずれ全項目がまとめて変わります。定義は帳票種別が増えるほど増え、取り違えも増えます。
振り分けの規則が働かないと、読めなかった項目も確信の低い項目もそのまま確定へ流れます。この工程が抜けていても画面上は正常に見えます。
後続システムへ渡ったデータは受け口の側では正しいものとして処理されます。項目の対応や形式の食い違いは、後続の処理や承認の段で差し戻しになります。
残った誤読は確定したデータとして下流へ流れます。帰結は遡っての訂正、全件を目視する運用への逆戻り、金銭に関わる処理への到達へ広がります。
静的テストは文書の整備の状況に依存せず進められます。帳票の読み取り定義、原稿と経路の前提、読めなかった項目の振り分け、後続への引き渡し、権限と記録の取り決めという5つの観点を、実際の設定と照合します。
帳票の様式ごとに読み取る位置と項目と形式を定めた読み取り定義を、投入された設定と突き合わせます。様式の判別の条件も確認します。定義が担当者の申し合わせにとどまる場合は、書き出しから始めます。
想定した原稿の品質と、各経路が受け入れる形式と解像度の前提を、実際に届いている原稿と突き合わせます。経路はスキャナや複合機からの取り込みのほか、メール添付やFAX受信、撮影に分かれます。
読めなかった項目と確信の低い項目を人手の確認へ回す規則、手入力へ落とす条件、確定の操作の取り決めを、投入された設定と照合します。自社が決めた境目どおりに設定へ入っているかを確かめます。
項目の対応と形式と文字コードとタイミングの取り決めを後続システムの受け口と突き合わせます。受け口の仕様はシステムと構成ごとに異なるため断定しません。
どの利用者がどの帳票と原稿と確定の操作に到達できるかの方針を、設定と照合します。誰がいつ何を確定したかを追える記録の取り決めも同様に照合します。残る記録の粒度は製品と構成により異なります。
帳票種別と原稿の品質と取り込み経路の掛け合わせは全数を確認できません。テスト設計技法で範囲を絞り、合否を判定できる形にします。
帳票種別と原稿の状態の区分を同値分割法で分けます。原稿の状態には活字と手書きの別、かすれ、傾きを含みます。各区分の代表の原稿を通し、読み取り定義どおりに値が取り出されるかを確かめます。
金額の桁と文字数の上下限を境界値分析で選びます。日付の表記と年号の切り替わりも同様に選びます。読み取りの確からしさの境目も選び、その境を挟んで扱いが変わることを確かめます。
帳票種別と原稿の品質と取り込み経路の条件の重なりをデシジョンテーブルテストで整理します。読み取りと振り分けの結果が対で定めどおりになることを確かめます。
製品の版更新や読み取りモデルの更新や送り手の様式変更のあとも、既存の読み取り定義と運用が保たれるかを回帰で確かめます。締め期の量の集中の下での処理も確かめます。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZはAI-OCR製品のベンダーや導入支援の会社とは役割を分け、ISO 27001の体制のもとで、導入した企業様の側に立つ第三者としてテストの設計から報告まで伴走します。導入済みの仕組みの挙動を確かめる立場です。
取り込みと様式の判別、読み取りと振り分け、ベリファイと確定、引き渡しと記録という経路で観点を起こします。機能の一覧では設計しません。
読み取り定義や確認の運用がご担当者様の申し合わせにとどまる現場でも、確認の観点の書き出しから支援します。ドキュメント作成も併走できます。
締め期や繁忙期に原稿が集中する局面の取り込みと読み取りと引き渡しを、GENZ社内の負荷・性能の専門エンジニアが確かめます。
どの帳票種別のどの原稿の品質のどの経路を確認し、未確認の箇所を書き分けます。本番展開や適用拡大の判断と業務部門や役員への説明に使えます。
対象の帳票種別と原稿の品質、取り込み経路を伺い、合意した範囲と優先順位でテストを進めます。
帳票種別と原稿の品質と経路の範囲、適用拡大と版更新の予定を確認します。
誤読が下流へ流れる範囲の重さで優先順位を付け、工数を整理します。
合意した範囲を実行し、判断待ちの事項と重い不具合を都度共有します。
結果と証跡、未確認の帳票と残るリスクを納品し、再確認の進め方を示します。
支援実績5,000件以上
ご相談では帳票種別と原稿の品質と取り込み経路の組み合わせのうち、どこまで確認すべきかを整理してお返しします。導入時と適用拡大時と版更新時の優先順位と必要な工数の考え方もまとめます。必要事項を入力の上、お問い合わせください。内容を確認させていただいた上、担当者よりご連絡いたします。*がついている項目は必須項目です。