同じ予約枠に重複して予約が成立し、窓口の定員を超過する
同一の予約枠へ同時に申込が行われると、重複の判定が機能せず定員を超えて予約が成立します。窓口では予定数を超える住民が来庁し、受付が滞留します。
住民操作の経路から所管課ごとの手続き差異まで、確認済みと未確認の範囲を区別した報告書として納品し、稼働可否の庁内手続きに使える判断材料を残します。
支援実績5,000件以上













窓口予約システムでは、予約の成立・取消・枠設定の変更といった操作が組み合わさる箇所で不具合が起きやすくなります。ここでは、住民影響が大きく、受け入れ確認で見落としやすい不具合を取り上げます。
同一の予約枠へ同時に申込が行われると、重複の判定が機能せず定員を超えて予約が成立します。窓口では予定数を超える住民が来庁し、受付が滞留します。
住民が予約の取消を行っても、運用管理側の空き枠数が戻りません。取消済みの枠に次の予約が入らず、実際には空いている時間帯を予約できなくなります。
所管課が予約枠を縮小すると、すでに入っていた予約が取り消されます。住民へ通知がないまま予約が失われ、当日の来庁で手続きが受けられません。
交付通知書記載の予約IDと生年月日の照合で、正しい入力値が一致と判定されません。住民は予約を完了できず、窓口への個別の問い合わせが発生します。
住民側で予約完了の画面まで進んでも、窓口が参照する予約一覧に反映されません。予約した住民が当日に予約なしとして扱われ、手続きの再確認が生じます。
受け入れ確認で見落とされた不具合は、稼働後に窓口の運用上の問題として表面化します。残存した不具合が窓口と庁内手続きに生じさせる問題を示します。
動作確認の前に、設計書・仕様書の段階で検証範囲の線を引くのが静的テストです。窓口予約システムでは、課ごとの要件差異や本人確認方式の違いが文書に散在します。レビューで照合すべき観点を次に示します。
予約枠の設定仕様が、窓口ごと・時間帯ごとの実際の受付能力と一致しているかを設計書と運用資料で照合します。繁忙期の枠変更が予約済みデータへ及ぼす作用まで定義されているかを確認します。
予約IDと生年月日を突き合わせる手続きと、自己申告のみで受け付ける手続きが混在するため、手続き種別ごとの照合条件が要件と一致しているかを確認します。照合失敗時の挙動の定義有無も対象です。
住民自身が予約の照会・変更・取消まで操作する構成では、画面遷移の組み合わせが増えます。中断や再操作を含む状態遷移の定義と設計書の記載を照合し、未定義の遷移が残っていないかを確認します。
複数の所管課が同一システムを使う構成では、手続き種別やマスタの追加がどの設定範囲へ影響するかを照合します。標準機能の設定で済む範囲と個別開発の境界が文書上で区別されているかを確認します。
年度切り替えで旧システムから入れ替える場合、旧システムで受け付けた予約の引き継ぎ範囲と切替計画の記載を照合します。引き継がない予約の扱いが計画に明示されているかを確認します。
動的テストは、予約の成立から受付までの経路を段階ごとに分け、各段階で確認すべき観点を検証範囲として文書に残す形で設計します。
予約枠の受付開始・終了の時刻、枠ごとの受付上限、定員ちょうどと超過の前後といった境界値を項目化し、予約が成立する条件としない条件をユニットテストで確認します。
住民が予約を確定した時点で枠が消費され、変更・取消で枠が戻る一連の連携を統合テストで確認します。複数課が同一システムを使う構成では課をまたぐ枠の扱いも対象に含めます。
予約の申込から照会・変更・取消まで住民が自分で操作する経路を通し、予約IDと生年月日の照合失敗や満員枠への申込など異常系のテスト観点をシステムテストで検証します。
受け入れテストでは所管課の業務の目で実際の受付運用が回るかを確認し、回帰テストでは改修箇所以外の既存手続きの予約が壊れていないかを確認します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
窓口予約システムの受け入れでは、何を確認し何を確認していないかが文書に残らないと、稼働可否を庁内へ説明できません。GENZはテスト設計で検証範囲を定め、確認済みと未確認を分けた報告書としてお渡しします。
複数の所管課が同一システムを使う構成では、予約の受付方法や本人確認の条件が異なります。差異を一覧に整理し、テスト観点を設計します。
照会・変更・取消を住民がスマートフォンから操作する構成では、発注側で確認できる範囲が限られます。本人確認の照合も検証範囲に含めます。
ベンダー側にテスト体制がある場合も発注側にある場合も、保守委託やベンダーテストと重複しない範囲へ役割を組み替えて引き受けます。
レビューから動的テストの設計・実行、報告書の納品までを一連の役務として担い、確認済み範囲と未確認範囲を区別して記録します。
対象手続きと稼働予定の確認から始め、検証範囲の設計、テスト実施、報告書の納品までを一連で進めます。
対象の手続き・所管課・稼働予定日を伺い、住民影響のある経路を洗い出します。
経路をもとに検証範囲と優先順位を設計し、必要工数をお見積もりします。
設計した項目にもとづき実施し、検出した不具合を再現手順とともに共有します。
確認済みと未確認の範囲を分けた報告書を納品し、修正後の箇所を再度検証します。
更改や受け入れを控えたご担当者様へ
確認済みの範囲と未確認の範囲を区別して残せれば、管理職への説明も稼働後の切り分けも進められます。GENZは検証範囲を設計し、結果を報告書としてお渡しします。