GENZ, Inc.

品質保証部門の方へ SPCアプリのテスト

ベンダーの試験結果だけでは、リリース判断の材料がそろいません。要求側の文書から検証範囲を導き、確認した範囲と確認していない範囲を区別して報告します。

支援事例

支援実績5,000件以上

支援実績を示す企業ロゴ 01
支援実績を示す企業ロゴ 02
支援実績を示す企業ロゴ 03
支援実績を示す企業ロゴ 04
支援実績を示す企業ロゴ 05
支援実績を示す企業ロゴ 06
支援実績を示す企業ロゴ 07
支援実績を示す企業ロゴ 08
支援実績を示す企業ロゴ 09
支援実績を示す企業ロゴ 10
支援実績を示す企業ロゴ 11
支援実績を示す企業ロゴ 12
支援実績を示す企業ロゴ 13

この記事はソフトウェアテストの専門家が監修しています

監修枡井 愼治株式会社GENZ 代表取締役

GENZは創業以来、5,000件以上のソフトウェアテスト・第三者検証を手がけてきたプロフェッショナルです。品質に関する課題やお悩みに、真摯に寄り添います。

代表取締役 枡井 愼治 株式会社GENZ 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-11 ヒューリック御茶ノ水ビル3F TEL:03-5244-4711
01 ISSUES

SPCアプリでよくある不具合

SPCアプリの不具合は、管理図の判定や工程能力指数の算出条件に原因があり、画面が正常に動いていても検出されません。反映範囲と計算条件を区別して検証しないまま稼働すると、帳票の数値の不整合として表面化します。

公差の改訂が管理図の判定へ反映されない

公差マスタの改訂が入力画面には反映されても、管理図の判定ロジック側が旧値のまま残り、同一の測定値で画面と管理図の合否が一致しません。

公差の反映漏れ

標本群のまとめ方により工程能力指数の値が設計と異なる

標本群のまとめ方が工程設計の前提と異なると、工程能力指数の算出結果が設計値と一致せず、原因が工程側か実装側かを切り分けられません。

算出条件の相違

測定値の小数桁が丸められ、境界値付近で合否の判定が設計と異なる

取り込んだ測定値の小数桁が内部処理で丸められると、公差の境界値付近で合否判定が設計と異なり、合格とすべきロットが不合格と記録されます。

境界値の誤判定

オフライン入力した測定データが同期時に重複登録または欠落する

通信が切れた状態で入力した測定データが、復帰後の同期で二重に登録される、または欠落すると、日報と管理図の基データが一致しません。

同期時の欠落

異常判定時の通知がシフト交代帯の担当者へ届かない

異常判定の通知先が勤務帯の設定と紐づいていないと、シフト交代帯の異常が担当者へ届かず、一次対応の記録が欠けたまま翌シフトへ引き継がれます。

通知の未着
02 RISK

残存した不具合により生じる問題

SPCアプリの不具合を残したまま稼働させると、画面や帳票の数値の不整合が不良の流出や監査対応の負担として表面化します。

業務上の問題対応を行う担当者の様子を写した写真。
03 REVIEW

静的テスト(レビュー)でおさえるべき観点

SPCアプリの不具合の多くは、実装前の設計書の段階で埋め込まれています。検査規格・管理図・工程能力指数・機器連携・権限の各領域について、コードを書く前のレビューで不整合を検出します。

公差の誤登録のまま稼働し、合格品が異常と判定される、または不良品が見逃されるおそれがあります。

検査規格マスタと公差の設計書を製品図面の規格値と照合する

検査規格マスタに登録する公差と規格値が、製品図面や検査基準書の記載と一致しているかを照合します。転記の誤りや改訂版の混在を、初期登録の前に検出します。

確認する資料
  • 検査基準書
  • 製品図面
  • 規格マスタ仕様書
規程で定めた異常が検知されず、不良の流出を許すおそれがあります。

管理図の異常判定ルールを品質の運用規程と照合する

管理図の種類と異常判定ルールが、品質の運用規程で定めた判定基準と一致しているかを照合します。規程上は異常となる条件がアプリ上で判定されない設計を、実装前に洗い出します。

確認する資料
  • 品質運用規程
  • 管理図設計書
  • 異常判定ルール定義書
工程能力報告の数値が工程の実態と一致せず、クライアント監査で説明できないおそれがあります。

工程能力指数の計算順序と標本群の定義を仕様書と照合する

工程能力指数の計算順序と標本群の定義が、仕様書の記述と一致しているかを照合します。算出条件の設計と実装の食い違いは報告値の根拠を説明できない状態を生むため、設計段階で確認します。

確認する資料
  • 工程能力算出仕様書
  • 標本群定義書
  • 工程設計書
取り込んだ測定値が機器の出力と一致せず、管理図と報告値の両方が実態と異なるおそれがあります。

API定義を測定機器とMESのデータ仕様と照合する

測定機器やMESとの接続のAPI定義が、各機器のデータ出力仕様と一致しているかを照合します。単位や小数桁、欠損時の扱いの不一致は、取り込み値の不整合として運用後に表面化します。

確認する資料
  • API定義書
  • 機器出力仕様書
  • MES連携仕様書
品質記録が後から修正でき、監査で記録の真正性を説明できないおそれがあります。

権限と承認の設計を品質記録の管理規程と照合する

測定値の登録・修正・承認の権限設計が、品質記録の管理規程と一致しているかを照合します。誰でも記録を修正できる設計は、監査で記録の証跡を説明できない状態につながります。

確認する資料
  • 権限設計書
  • 品質記録管理規程
  • 承認フロー定義書
  • アカウント管理台帳
04 TEST DESIGN

動的テストの設計・実行のポイント

SPCアプリの動的テストは、公差・工程能力指数・機器連携・帳票の順に、計算と判定の正しさを確かめる設計で進めます。

STEP 01 テスト設計公差と判定ルールを項目へ展開します
どう確かめるか

公差と判定ルールから境界値のテスト項目書を作成する

検査規格マスタの公差と異常判定ルールから、境界値の直上・直下・一致の値を入力するテスト項目書を作成します。管理図上で判定が意図どおり出るかを、要求側の言葉で確かめられます。

  • 01検査規格マスタの公差から境界値のテスト項目を作成します
  • 02異常判定ルールの発火条件をテスト項目へ展開します
  • 03優先順位と実施範囲を項目書上で確定します
OUTPUT境界値を含むテスト項目書
STEP 02 ユニットテスト計算順序を手計算と照合します
どう確かめるか

工程能力指数の計算順序をユニットテストで検算する

工程能力指数は標本群の取り方と計算順序で結果が変わります。ユニットテストで算出ロジックを手計算と照合し、公差改訂後も条件どおりに計算されることを検算します。

  • 01工程能力指数の算出ロジックを手計算と照合します
  • 02標本群の定義変更時の計算結果を確認します
  • 03公差改訂の反映後も条件どおり計算されることを検算します
OUTPUT計算順序の検算結果
STEP 03 統合テスト断線・欠測の系まで確認します
どう確かめるか

測定機器とMESの連携を統合テストで確認する

測定機器からの取り込みとMESとの連携は、正常系だけでなく通信断や欠測時の扱いまで統合テストで確認します。どの経路のデータがいつ欠けるかを切り分けられる状態にします。

  • 01測定機器からのデータ取り込みの正しさを確認します
  • 02MES連携の正常系と通信断時の挙動を確認します
  • 03欠測・遅延データがどこで検知できるかを確認します
OUTPUT連携確認の結果一覧
STEP 04 システムテストと回帰テスト改修後の既存機能も再確認します
どう確かめるか

帳票・通知・権限をシステムテストと回帰テストで検証する

帳票の出力・異常判定の通知・ユーザー権限をシステムテストで検証し、改修後は回帰テストで既存機能への影響を確認します。何を検証したかを後から示せる形で記録します。

  • 01帳票出力と異常判定の通知をシステムテストで検証します
  • 02ユーザー権限ごとの操作可能範囲を確認します
  • 03改修箇所以外の既存機能へ回帰テストを実施します
OUTPUT検証済み範囲の記録
05 RATIONALE

GENZが代行するSPCアプリのテスト

固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。

OUTSOURCING RATIONALE THIRD-PARTY VERIFICATION

必要な時に必要な分だけ

人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。

独立した視点で品質を底上げ

独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。

専門ノウハウを即戦力で

JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。

ノートPCを前に担当者同士が相談しているオフィスの写真。

専門知識を持ったテストエンジニアが、第三者の視点でテストするメリット

  • 公差・検査規格の改訂反映を画面と帳票で検証
  • 設計・実装・データ取り込みの切り分け順序を文書化
  • リリース判断の材料を監査提出に使える報告書で納品
  • 端末OS更新や測定機器追加時の回帰テスト範囲を整理
06 SERVICE

測定から帳票までを一続きで検証するGENZの支援

GENZは検査規格と公差の文書からテスト設計を起こし、測定機器の連携から管理図と工程能力指数の算出、帳票出力までを一続きで検証します。確認した範囲と確認していない範囲を区別して報告書へ記録します。

SVC 01

規格と公差の文書から起こすテスト設計

検査規格マスタの公差と異常判定ルールを要求側の文書から読み取り、算出条件と照合するテスト設計を第三者の視点で起こします。

リスク要因と優先順位を示す無文字の図解。
SVC 02

測定機器連携から帳票出力までを含む検証範囲

測定機器からの取り込み、管理図の描画、工程能力指数の算出、帳票出力までを検証します。原因が設計か実装か取り込みかを記録から追えます。

複数のシステムや連携先にまたがる確認範囲を示す無文字の図解。
SVC 03

既存体制に合わせた伴走

品質保証部門と情報システム部門の既存の役割を保ったまま、改修スプリントと並行してテストを進めます。体制の置き換えを前提としません。

計画から報告までの流れを示す無文字の図解。
SVC 04

監査提出に使える不具合票と報告書

不具合票と報告書は、クライアントの品質監査へそのまま提出できる形式で納品します。算出条件の記録もエビデンスとして管理します。

確認対象の領域を区分して示す無文字の図解。
07 FLOW

ご相談から納品までの流れ

ご相談から報告書の納品まで、GENZは段階を分けて第三者の視点による検証を進めます。

ヒアリングと検証範囲の整理

品質保証部門と情報システム部門から状況を聞き取り、検証範囲を整理します。

テスト設計と見積もりのご提示

テスト設計と見積もりを提示し、稟議の説明材料としてご利用いただけます。

テスト実施と進捗の共有

改修スプリントと並行してテストを実施し、進捗と不具合の状況を共有します。

報告書の納品と修正後の再確認

監査提出に使える報告書を納品し、修正後の再確認まで行って終了となります。

SPCアプリの検証をご検討中の企業様へ

SPCアプリの検証範囲と優先順位をGENZにご相談ください

要求側の文書から検証範囲を導き、確認した範囲と確認していない範囲を区別して示します。ご相談では、テスト範囲と優先順位、必要工数の考え方、関連テストの要否までお伝えします。