非対応のオプションの組み合わせが選択できてしまう
構成ルールの選択可能条件が未整備だと、製造できない仕様の組み合わせを営業が選んで見積もりを作成し、受注後に手戻りが発生します。
構成ルールと価格条件のどの組み合わせを検証対象に選ぶかの基準が定まらないまま、リリース判断の材料を求められる状況に、GENZは検証範囲の設計から応えます。
支援実績5,000件以上













構成ルールと価格条件の組み合わせが増えるほど、見落としが起きやすい不具合は形を変えて現れます。ここではCPQソフトウェアで発生頻度の高い類型を挙げ、どの段階で表面化するかを示します。
構成ルールの選択可能条件が未整備だと、製造できない仕様の組み合わせを営業が選んで見積もりを作成し、受注後に手戻りが発生します。
割引の適用順序が設定どおりに処理されないと、同じ条件の商談でも見積もり金額が一致せず、取引先への説明がつかなくなります。
価格表の改定日の切り替えが反映されないと、改定後の商談に旧単価の見積もりが作成され、差額調整と再請求の処理が発生します。
承認ワークフローの条件分岐が検証されていないと、金額基準を超える割引でも承認が起動せず、未承認の特別価格がそのまま確定します。
連携先との項目対応が欠けると、見積もり明細の数量や単価が受注データへ引き渡されず、請求金額と見積もり金額の不一致が起きます。
CPQの検証が不足したまま稼働すると、見積もりの誤りは受注・請求・売上計上まで波及します。ここでは残存した不具合が引き起こす問題を示します。
CPQの検証は、画面を操作する動的テストの前に、定義書どうしの照合から始められます。構成ルール・価格計算・承認・帳票・連携の各定義について、根拠となる規程やマスタと照合し、実装の前の段階で不整合を検出します。
構成ルール定義書の選択可能条件と、製品マスタに登録された商品の条件を照合します。設定の進行とともに組み合わせが増えるため、定義の段階で条件の抜けや矛盾を確認し、テスト対象を選ぶ基盤を整えます。
価格計算の計算順序の定義と、価格表および割引規程の記載を照合します。割引の適用順序によって算出結果が変わるため、規程上の運用と設定の計算順序が一致しているかを確認します。
承認ワークフローに設定された金額基準と承認の段数を、承認権限規程の記載と照合します。境界値で承認の要否が変わるため、規程と設定の間に承認を経ない経路が残っていないかを確認します。
見積もり書の帳票定義と、表示項目・税計算の仕様を照合します。税率の適用や端数処理の方式が帳票上の金額に反映され、出力物は取引先へ直接届くため、仕様と帳票定義の不整合がないかを確認します。
連携インターフェース定義とCRM・ERP側の項目定義を照合します。単価・割引・原価が受注・請求・売上計上へ引き渡されるかは項目の対応で決まるため、データ形式と変換ルールの不整合を確認します。
CPQのテストは、価格計算・システム連携・業務シナリオ・受け入れの段階で設計し、各段階で確認する対象を分けます。
構成ルールと割引条件の組み合わせごとに、単価・割引・税計算の結果を境界値と異常系のテスト観点で検証します。計算順序に起因する差異をこの段階で検出します。
CRM・受注・請求との連携で、項目定義の食い違いと再送時の挙動を検証します。見積もりで確定した単価・割引が連携後のデータと一致するかを確認します。
商談入力から見積もり出力、承認、受注登録までの業務シナリオを通しで検証します。承認の金額基準を超える割引がワークフローへ正しく回るかも確認します。
発注側の業務手順で受け入れテストを実施し、未実施の組み合わせと残存不具合の一覧を整えます。価格表改定時の回帰テスト範囲の判断基準も残します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
構成ルールと価格条件の組み合わせから検証対象を選ぶ基準がないままでは、工数を増やしても抜けは残ります。GENZは検証範囲の設計から引き受け、業務要件に沿ったテスト設計と稟議で説明できる見積もりを提供します。
商品構成ルールと価格表、割引規程を確認し、価格計算の境界値と異常系、承認経路の分岐を含むテスト設計を、選定の根拠とともに作成します。
CPQ単体の画面挙動にとどめず、確定した単価と割引が受注・請求へ引き渡されるかまで検証します。差異は連携先で表面化します。
推進主体と品質保証の配置によって役割分担は変わるため、開発日程と並行して検証を進め、既存の品質保証体制と重複しない形で参画します。
検証範囲・工数・報告物を分解した見積もりを、部門と経営の承認で説明できる形式で提供します。テスト証跡は監査で使える記録として残します。
CPQの検証は、稟議・監査で使える成果物を前提に進めます。ご相談から納品までの工程は以下のとおりです。
構成ルールや価格表、連携範囲と受け入れ期間を伺い、検証対象を整理します。
組み合わせから検証範囲と除外の理由を示し、工数とお見積もりをご提示します。
週次で進捗と不具合票の収束状況を共有し、追加の検証観点の要否を確認します。
稟議・監査に使える報告書を納品し、修正後は回帰テストで再確認します。
検証範囲の設計からご相談いただけます
構成ルールと価格条件の組み合わせのうち、どれを検証対象に選ぶかをGENZと整理できます。テスト範囲の切り分け、優先順位、必要工数、関連テストの要否を稟議に使える形でお示しします。