GENZ, Inc.

通信課金システム向け 通信課金システムのソフトウェアテスト

請求書を発行できても、金額が料金プランと割引の決めごとどおりとは限りません。利用の記録の取り込みから締めまでを仕様と照らします。

支援事例

支援実績5,000件以上

支援実績を示す企業ロゴ 01
支援実績を示す企業ロゴ 02
支援実績を示す企業ロゴ 03
支援実績を示す企業ロゴ 04
支援実績を示す企業ロゴ 05
支援実績を示す企業ロゴ 06
支援実績を示す企業ロゴ 07
支援実績を示す企業ロゴ 08
支援実績を示す企業ロゴ 09
支援実績を示す企業ロゴ 10
支援実績を示す企業ロゴ 11
支援実績を示す企業ロゴ 12
支援実績を示す企業ロゴ 13

この記事はソフトウェアテストの専門家が監修しています

監修枡井 愼治株式会社GENZ 代表取締役

GENZは創業以来、5,000件以上のソフトウェアテスト・第三者検証を手がけてきたプロフェッショナルです。品質に関する課題やお悩みに、真摯に寄り添います。

代表取締役 枡井 愼治 株式会社GENZ 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-11 ヒューリック御茶ノ水ビル3F TEL:03-5244-4711
01 ISSUES

通信課金システムでよくある不具合

通信課金システムでは、利用の記録の取り込みから月次の締めまで処理が連なります。不具合は多くの場合エラーとして現れず、計算も締めも正常に終わり、狂っているのは金額だけです。申告の多い不具合を局面ごとに並べます。

割引が重なる契約で、適用の優先順位が入れ替わる

複数の割引が重なると、どれを先に効かせるかの順位が請求金額を決めます。順位が入れ替わっても画面は正常のまま、ずれた金額が確定してしまいます。

優先順位の逆転

利用の記録が遅れて届き、締めの月をまたいでしまう

利用の記録は遅れて届き、順序まで入れ替わることがあります。月末の利用が翌月にずれ込み、載せる月の決めごとがなければ、そのまま締めてしまいます。

記録の月跨ぎ

1件ずつの換算は合うのに、契約単位の合計が合わない

1件ずつの検算では換算が合っていても、契約単位の合計が合わないことがあります。明細どうしのずれで合計だけが崩れ、抜き取りでは見つけられません。

契約単位の不一致

販売を終えた料金プランの契約で、金額が変わる

販売を終えた料金プランは契約が残る限り計算されますが、決めごとは現行の仕様書に載っていません。金額が変わっても意図した修正かを判断できません。

終了プランの誤算

料金プランを足したあと、既存の契約の金額が動く

料金プランを足すと、追加した設定が既存の契約の条件に触れ、手を加えていない金額まで動いてしまいます。

追加後の金額変動
02 RISK

残存した不具合により生じる問題

残った不具合は、請求金額を遡って直す作業、後工程のずれ、稼働判断の根拠を残せない状態の三つに広がります。

通信課金システムの障害対応について、複数の担当者がモニターや資料を確認している実写画像。
03 REVIEW

静的テスト(レビュー)でおさえるべき観点

静的テストは、実行せずに設計書や仕様書を確かめる工程です。料金プランの決めごとと割引の優先順位、利用の記録の入口、締めと周辺の系との授受を、仕様と運用の実態へ照合します。

料金プランの決めごと

料金プランの決めごとを、自社の商品の実態へ照合

基本料と従量の単価を販売中の商品案内に照合し、無料通信分の繰り越しを請求明細と突き合わせます。販売を終えたプランは、稼働中の明細から決めごとを読み取り照合の基準に据えます。

確認する資料
  • 料金体系表
  • 商品案内書
  • 繰越規定書
割引の優先順位と重ね掛け

割引の優先順位と重ね掛けの可否を、実際の運用へ照合

割引は、どれがどの順に効くかと、重ねてよいかを、運用の取り決めへ照合します。適用の順序が決めごとと逆だと、割引の計算の土台がずれ、割引後の請求金額が約款と食い違います。

確認する資料
  • 割引規程書
  • 適用順位表
  • 併用可否一覧
利用記録の形式と欠落時の扱い

利用の記録の形式と欠けたときの扱いを、入口へ照合

利用の記録は、形式・単位・粒度と届く周期を、届いている入口の構成へ照合します。重複の除外の決めごとがないと、同じ記録が二度計上されて請求金額が膨らむのを見落とします。

確認する資料
  • 記録仕様書
  • 重複除外規定
  • 欠損対応手順書
締めの期日と税と端数の規則

締めの期日と税と端数と再計算の規則を、運用へ照合

締めでは、期間の打ち切り方と金額の固定の仕方を、月次の運用と合わせます。税と端数の処理は適用する単位まで仕様を追います。打ち切りの時点がずれると、月ごとの金額が約款の計算と合わなくなります。

確認する資料
  • 締め処理規程
  • 税端数規定書
  • 再計算手順書
周辺の系との授受項目と期日

周辺の系との授受の項目と期日を、各系の運用へ照合

周辺の系との授受では、各系へ何をいつ渡すかを帳票の実績と照らし合わせます。相手側の改修で項目の並びが変わると、取り込み側で読み違えて、金額の項目が別の科目へ入ってしまうことがあります。

確認する資料
  • 連携仕様書
  • 授受項目一覧
  • 授受スケジュール表
  • 科目対応表
04 TEST DESIGN

動的テストの設計・実行のポイント

組み合わせの全数は実行できないため、技法で範囲を絞り込んだテストケースで、決めた料金のとおりに金額が算出されるかを確かめます。

STEP 01 プランと条件の同値分割同値分割法でプランと条件の代表値を選び換算する
どう確かめるか

料金プランと利用の条件の類型を区分して、換算を確かめる

料金プランごとに、同じ扱いの範囲を同値分割で類型に分け、代表する利用の記録を与え、決めた単価と段階どおりに算出されるかを確かめます。回線の性能や通信の品質は対象に含めません。

  • 01料金プランと利用条件の類型を同値分割法で区分する
  • 02代表する利用の記録を与え決めた単価と段階で算出する
  • 03決めたとおりに算出されるかを期待結果と照らして判定する
OUTPUT類型区分と代表値の一覧
STEP 02 段階と繰越残量の境界値境界値分析で段階と繰越残量の境目を選ぶ
どう確かめるか

段階の区切りと、無料通信分の残量の境目を確かめる

段階制の区切りや無料通信分の残量では、境界値分析で境目となる利用量をテストデータに選び、お客様の規則から算出した期待値と突き合わせます。端数の扱いは事業者様ごとに異なります。

  • 01段階制の区切りや無料通信分の残量の境目を境界値分析で選ぶ
  • 02選んだ利用量で算出した金額を規則から求めた期待値と突き合わせる
  • 03端数の扱いが事業者様ごとの規則どおりかも同じ手順で確かめる
OUTPUT境界値の確認結果
STEP 03 割引・状態遷移の組合せデシジョンテーブルで割引と状態の組合せを整理する
どう確かめるか

割引とオプションと契約の状態の組み合わせを、確かめる

割引とキャンペーンとオプションはデシジョンテーブルテストで整理し、二重に減額されないことを確かめます。契約状態の移行は状態遷移テストで、請求金額が規則どおりに変わるかを確かめます。

  • 01割引とキャンペーンとオプションの組合せを表に整理する
  • 02デシジョンテーブルテストで二重に減額されないことを確かめる
  • 03契約状態の移行は状態遷移テストで規則どおりの変化か確かめる
OUTPUT組み合わせと結果の対応表
STEP 04 月次締めと再計算の負荷月次の締めと全件の再計算を負荷のもとで確かめる
どう確かめるか

月次の締めと全件の再計算を、負荷のもとで確かめる

月次の締めでは、想定した件数の利用の記録を流し込み、締めと全件の再計算が定められた時間内に終わるかを負荷のもとで確かめます。改定のたびに回帰テストで繰り返せるデータと手順を保管します。

  • 01想定した件数の利用の記録を流し込み締めの処理を確かめる
  • 02全件の再計算が定められた時間内に終わるかを負荷のもとで確かめる
  • 03改定のたびに回帰テストで繰り返せるデータと手順を保管する
OUTPUT負荷時の処理確認記録
05 RATIONALE

私たちGENZが、このようなソフトウェアテストを代行します

固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。

OUTSOURCING RATIONALE THIRD-PARTY VERIFICATION

必要な時に必要な分だけ

人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。

独立した視点で品質を底上げ

独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。

専門ノウハウを即戦力で

JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。

オフィスで担当者同士がノートPCを前に、通信課金システムのテスト観点を相談しながら整理している風景。第三者視点のテスト支援を想起させる実写写真。

専門知識を持ったテストエンジニアが、第三者の視点でテストするメリット

  • 開発側では見えない請求額のずれを提供前に検出できる
  • 料金プランや割引や端数まで組み合わせて確認範囲を広げられる
  • 固定費を抱えずに人日単位で改定前の確認を差し込める
  • 稼働判断の場に出せる独立した検証記録と未確認範囲が残る
06 SERVICE

5,000件以上の実績に裏付けられた、換算と締め検証

GENZは料金の算定や請求を引き受けず、通信課金システムを運用する企業様の側に立ち、決めごとどおりの金額算出を確かめる検証を担います。支援実績は5,000件以上、従業員は272名で、JSTQB認定エンジニアが在籍しています。

SVC 01

換算から締めまでの流れに沿って、観点を設計

確認の観点は、取り込みから締めを経て周辺の系へ渡る流れに沿って起こします。軸は製品の標準機能ではなく、企業様が決めた料金の決めごとです。

料金プランの追加や改定の適用と並行してテストを進め、検出した不整合を開発側へ戻す流れを示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 02

負荷テストを自社内の専門体制で実施

負荷・性能テストは自社内の専門エンジニアが担当し、期日までに締めが終わるか、照会への応答が業務に支障しない水準を保てるかを検証します。

割引の優先順位や利用の記録の取り込み、締めと周辺の系との授受まで検証範囲が広がる様子を示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 03

運用と照会の画面を、実機の多端末で検証

機種やOSの組み合わせで表示が崩れたり操作できなかったりするおそれがあるため、企業様が定めた対応範囲を実機の多端末で検証します。

第三者の視点で計画・設計・実施・報告が一貫してつながる流れを示した赤白紙カード基調の無文字図解。
SVC 04

確認済みと未確認を分けた報告

結果はテストサマリレポートとして提出します。確認した料金プランや契約の状態、端末の範囲を明記し、未確認の範囲と残存リスクを書き分けます。

テストの証跡を保全し、確認済みと未確認を書き分けた報告書にまとめる流れを示した赤白紙カード基調の無文字図解。
07 FLOW

ご相談から納品までの流れ

料金プランと割引の適用順位の持ち方を伺い、確かめる範囲と優先順位を整理します。

確かめる範囲と優先順位をヒアリング

料金プランと割引の持ち方、期日への影響を確認します。

料金・割引調査に基づくテスト設計

契約単位の不一致や優先順位の崩れの影響で範囲と工数を整理します。

テストを実施し発見事項を随時共有

合意した範囲を実行し、判断待ちの事項をその都度共有します。

報告書を納品し是正後の再確認へ

結果と証跡、未確認の範囲を納品し、再確認の進め方を整理します。

確かめる範囲と未確認の切り分けをお渡しします

確かめる範囲と優先順位を、GENZに相談する

ご相談では、料金プランと割引のどの組み合わせを確かめ、どこを未確認として残すかを整理します。優先順位と工数を人日単位でお伝えし、結果は確認済みと未確認の書き分けとして残ります。